唐突だが殿様だ。
ただの足軽からトントン拍子で出世し今では一国一城の主になったわけだが
それは自分の力や運だけで成し遂げたわけではなく
優秀な、懐刀とも言うべき…
「…何をしている?」
下を見ると立ち膝で何時の間にか帯を解いて
無節操にいきり立つ物を口に含みつつ
左手で柔らかく袋をなでる女がいる。
「ナニをしております。お気になさらずお続けを」
一度は口を離し、答えると今度は舌で竿を絡ませる様に含む。
「お続けをじゃない!」
少し残念な気もするが引き離した。
剥がされかけた衣を纏いなおして座った。
顔には出していないがしぶしぶという感じでひかえる、くの一。
このくの一こそが優秀で、懐刀と言っても良い者で、名を九という。
ただ困った事にやたら好かれているので隙あらば今の様にしてくる。
「ったく、お前には節操というものはないのか?」
「まだ坊主には化けた事がありませぬ」
平然と言う。
「節操だ、節操!お前も少しは坊主を見習って欲を減らしたらどうだ?」
「御心配無用。私の欲は少ないですから」
「少ない?そりゃ仏に寄っても減らぬ坊主共に比べたら少ないだろうが…」
「欲というか望みは三つだけですので」
「ほう、それは少ないな。一国一城の主になった今でもまだいろいろとあるのになぁ」
「殿の望みは如何な物で?」
「望みか?そうだなぁ領地がまだ増やしたいだろう…」
「いずれそれはまた戦なりにて出来ましょう」
その笑みは確実に勝てるのだろう。さすがに優秀な忍。
「まぁ石高が上がればそこまでしなくてもいいか…」
「開発中の品々で近日中には成果を見せられますかと」
南蛮の技術か妖術か知らないが何とかしてしまうのだろうな。
「そうなると…後は室かな…」
「…それは無理でございます」

「えぇ何で?」
「近隣諸国には殿は衆道家という噂が」
「何でそんな根も葉もない事が?お前は否定しなかったのか一緒に居ただろう?!」
「居りましたが近習として常日頃の事を少し…」
「男の格好で言えば疑われるわ!」
「あぁ?あ、それで近頃そっちの輩に寄られる事が多いわけか」
「その点に関しては手を打ってありますので御安心を」
「その前に手を打っておかんかい!」
「嘘と坊主の頭は結ったことがないのが取得でして」
「臨機応変にしろー!」
「御意。しかしこれはこれで良いではないですか」
「何が?」
「無駄な事に気を使わずに過ごせますし伽なら私がこの様に…」
「やめい!ったく、お前のせいで衆道一直線扱いだよ…遠方に期待するかなぁ」
「まぁ…近寄ってきたらいつも通り…」
「ちょ、おまっ、いつも通りって?」
「空耳です」
「空耳じゃねぇよ、お前、まさか縁談とか今まで…」
「それは御縁が無かっただけで…」
「目見ろや、目を!」
「いやん、恥ずかしいですわ」
「抑揚無く喋っても意味無ぇよ!」
「落ち着き下さいませ、ささっ白湯でも」
「誰のせいで…ずずっ」
「戦と政で終る人生というのもなぁ…茶器でも集め様かしら」
「肉欲にふける準備なら常時出来ておりますが」
「今までの展開でよう言うわ。しかし、湯かぁ…茶室だと精神も洗われるらしいし」
「室は無くとも茶室はある…」
「膣はいらんぞ…って何を言わせる」
「さすが殿」
「茶壷があったら肉壷とか言いそうだな」
「御明察」
「お前にはそれしか…な、何だ体が…?」
「そろそろでしたか」
「な、何をした?」
「ナニを。臨機応変にさせていただきました。さぁ壷も室も充分に堪能なさいませ、殿」


目が覚めた。
全裸の自分の上に全裸のクーが寝ている。
腰を捻ろうとしたらある感覚に気付く。
あたたかい肉の壁に柔らかく包まれた感触。
自分の下半身が無駄に元気になっていくのがわかる。
潤ったたくさんの襞がゆっくりと圧迫し始めてきた。
「おはよう」
「?! あぁ、おはようクー」
「朝から元気だな」
「そ、そうだね。今、抜くから」
「そうだな。朝一は久し振りだから抜いておこうか」
「?」
「すっきりしないとな、お互い」
「ちょ、ま、絞めつけるな。動くなぁ」

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